第14回:「ごはんでエコ ~食料自給率編~」(保田先生)

日本は豊かな国だといわれていますが、日本の食べ物は60%が輸入されたものでできています。食生活が多様化するにつれて国内生産ではまかないきれない農産物や、消費の増えた畜産物のための飼料も大部分が外国に依存しています。カロリー・ベースで食料自給率は、1960年度の80%から2006年度には39%に低下していることが分かります。これほど急速に自給率を低下させた国は世界でも例がありません。そして、日本は現在、世界最大の食料輸入国となっています。
先進国はそんなものだと思っている人もいるかもしれませんが、それは大きな誤解で、世界の先進国は輸出できるだけの農産物を作っています。2003年度の食料自給率はアメリカが128%、フランス122%、ドイツ84%、オーストラリアにいたっては237%にのぼります。
食料はほかの商品と違って、生命を維持するために不可欠なものです。その半分以上を外国に依存するということは、国民生活を絶えず不安定な地盤の上におくことになります。同時に、なにげない輸入品を食べる行為が、外国の畑を青々と茂らせ、その一方で日本の田んぼや畑を荒廃させているのです。
発展途上国の食料不足、地球温暖化、水資源の不足などが問題となっている昨今、将来も安定的に食料を輸入し続けることが困難になる可能性が指摘されています。もし輸入がストップしたら、日本の国内生産のみで1人1日あたり2200kcalの供給が可能ですが、その中身は肉や牛乳、乳製品があまり食べられなくなり、代わりに芋類が増えるなど、今とかけ離れたものになってしまいます。田んぼや畑が今より減っていることを考えれば、さらに厳しい事態になるかもしれません。しかしながら、幸いにも日本のお米と野菜の自給率はそれぞれ約95%と約80%。深刻な事態に備え、次世代が食料問題に直面しないためにも、日頃の食生活を見直し、お米や野菜を中心とした食生活をしっかり守っていきたいものです。
社会科担当:保田先生
プロフィールはこちら
<参照・出典:「産直〜ムラとまちの連帯 産業問い直しの提言〜」著・飯沼次郎/保田茂、食と農の応援団HP、農林水産省HP>
食料はほかの商品と違って、生命を維持するために不可欠なものです。その半分以上を外国に依存するということは、国民生活を絶えず不安定な地盤の上におくことになります。同時に、なにげない輸入品を食べる行為が、外国の畑を青々と茂らせ、その一方で日本の田んぼや畑を荒廃させているのです。
発展途上国の食料不足、地球温暖化、水資源の不足などが問題となっている昨今、将来も安定的に食料を輸入し続けることが困難になる可能性が指摘されています。もし輸入がストップしたら、日本の国内生産のみで1人1日あたり2200kcalの供給が可能ですが、その中身は肉や牛乳、乳製品があまり食べられなくなり、代わりに芋類が増えるなど、今とかけ離れたものになってしまいます。田んぼや畑が今より減っていることを考えれば、さらに厳しい事態になるかもしれません。しかしながら、幸いにも日本のお米と野菜の自給率はそれぞれ約95%と約80%。深刻な事態に備え、次世代が食料問題に直面しないためにも、日頃の食生活を見直し、お米や野菜を中心とした食生活をしっかり守っていきたいものです。
社会科担当:保田先生プロフィールはこちら
<参照・出典:「産直〜ムラとまちの連帯 産業問い直しの提言〜」著・飯沼次郎/保田茂、食と農の応援団HP、農林水産省HP>
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◆この記事へのコメント
- お米と野菜中心の食生活に加え、肉の変わりに魚を食べること、だと思います。欧米化する前の日本食にすることが、問題解決の第一歩のように思います。
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Posted by もこもこ
at 2008年02月19日 05:50
- 今の日本の食糧自給率が39%とは深刻な問題ですね。もし日本の近くで国際的な紛争が生じて海上封鎖になれば何日の食糧が備蓄されているのでしょうか?そういう事を考えたら自給率の向上は国を挙げての最優先課題だと思います。我が家も土地があったら家庭農園で自給率を上げようと思います。
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Posted by いけやん
at 2008年02月19日 08:25
- 将来どうなるのか大変恐ろしい思いで読ませていただきました。しかし、どのように対処したらよいのか全くアイディアがありません。何をしたら良いのか、アイディアをいただけたらと思います。
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Posted by はっちゃん
at 2008年02月19日 08:26
- 自給率の低さは目を覆うばかりですが、それに対する国策がなんともはっきりしませんね。
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Posted by モッサン
at 2008年02月19日 21:07
- 自給率を下げる為には、買出し時に注意する事です
私は、仕事帰りに買い物をしていますがやはり空腹時の買い物は自給率を下げています、そして冷蔵庫の中は生ゴミ倉庫状態へ、モッタイナイ! 反省してま~す! -
Posted by こめみまん
at 2008年02月21日 11:52
- 「なにげなく輸入品を食べる行為が、外国の畑を青々と茂らせ、その一方で日本の田んぼや畑を荒廃させている」、何か末恐ろしい感じがします。早く何とかしないと・・・
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Posted by フータロウ
at 2008年02月21日 12:27
- 自給率の低さの心配は何年も前から問題になっていました。なんとかならないのでしょうか?学生の頃 「どうしてパン食なんだろう…ご飯がいいなぁ」とよく思っていましたが、給食ご飯を増やしたり出来ないのでしょうか。
自給率を高めるために真剣に考えなくてはいけませんね。
食問題が出たとき 仕方ない…ですませなくてはならないなんて これからが心配でなりません。 -
Posted by kao
at 2008年02月22日 00:32
- 自分でできることとして、買い物の時にいろいろ気をつけています。産地について、確認したり、県内の牛乳を買うようにしたり、工夫しています。献立も洋風(油)よりも、和風(しょうゆ・だし)を意識しています。
- Posted by 辰蔵 at 2008年02月22日 19:31
- 昔は、食料を、長く保存するために、いろんな方法が考え出されていましたよね。
つくったものを、大切に消費すれば、こんなに食料はいらないと思います。
やっぱり、一人一人の心がけが大きな対策になるんじゃないかしら -
Posted by ke-ko
at 2008年02月23日 09:55
- 自国でまかなえるすばらしいお米があるのにのに残念ですね
- Posted by み~も at 2008年02月23日 11:11
- 国産のものを食べること自体に意味があるんですね。
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Posted by 伊三次
at 2008年02月24日 02:49
- 将来が心配です。
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Posted by kitty
at 2008年02月24日 20:41
- 「米の作りすぎは、もったいない」
なんていうポスターが作られたとか… -
Posted by ke-ko
at 2008年02月26日 13:00
- 行く末が心配です。
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Posted by しょーちゃん
at 2008年02月27日 23:41
- 自給率の低さは心配ですね。
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Posted by kitty
at 2008年03月05日 22:00
- 勉強になりました。
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Posted by しょーちゃん
at 2008年03月06日 00:08
- 「米の作りすぎはもったいない」というポスターを作ったのは東北農政局だと聞いて驚きました。農水省では、20年産で10万ha減らせというのが至上命令になっているのでしょうが、それにしても………。
ある程度の減反は仕方ないかと思っていましたが、減反政策からは何も生まれてこない、きていないと思えてきました。 -
Posted by 雄町
at 2008年03月07日 12:51
- 保田先生の「ご組学級会」でのお話をうかがって、もっとしっかりしないとと、思いました。
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Posted by ke-ko
at 2008年03月11日 12:54
- 自給率が40パーセントを切ってしまったのを、国はなんだか恥じていない気がします。恥です。農家に対する政策もひどいですし。自分の食べ物に気を使わない人はだめですね。自分で作れる人は、パセリでもネギでも簡単なものを栽培するとよいのでは?料理も、野菜くずが出ないように、きれいに洗って丸ごと使ったり、
ゴミにしないようにうまく使いまわすとか、自分で作れない場合は、国産を選ぶとか。 できることは沢山あります。、 -
Posted by 金魚
at 2008年03月11日 17:20
- 「ご組学級会」欠席となってしまい非常に残念でした。
ご組で勉強して行く内に、食事ってそんんなに難しく考えないで自然に有る物を、簡単な味付けで余分な(贅沢な)味覚を追求しなければ、健康な食生活が楽しめるのではと考える様になりました。 とりわけポン酢などはコーヒーの空き瓶に、昆布、わかめ、いりこ、鷹の爪の輪切り、ゆず酢に米酢を入れて自家製ポン酢。醤油も同様に昆布やニラなどを空き瓶に漬け込んで自家製だし醤油。 手抜き料理開始! -
Posted by こめみまん
at 2008年03月12日 14:45
- 自給率あまりにも低くてびっくりです。
勉強になりました。 -
Posted by はるっち
at 2008年03月14日 14:52
- 兵庫のコシヒカリがおいしいのでもっとがんばってほしいです
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Posted by ゆうこりんこ
at 2008年03月16日 01:50
- 自給率の低下は逆行した国策から生まれた現象ですね。貿易の自由化は国際社会からしたら付き合いとして必要かも知れませんが、他人の顔色を見ながら付き合うのは自己主張がなさ過ぎますね。雄町さんや金魚さんがおっしゃっているように「農作物の生産を減らすのではなく、食べることを増やす」というプラス思考での政策は出来ないのでしょうか?その意味ではご組の取り組みは農水省以上の取り組みで大賛成ですね。
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Posted by いけやん
at 2008年03月18日 08:33
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