第4回:日本での稲作の歴史

戦後まもなくの静岡県の登呂遺跡での発掘から、日本で稲作が始まったのは弥生時代であると長い間考えられてきました。しかし、最近になって九州北部の縄文時代末期の遺跡からプラント・オパール(植物の細胞組織に作られるケイ酸体)が発見されたことにより、約3000年前から陸稲(熱帯ジャポニカ)による稲作が行われていたことが分かってきました。
また、福岡県の板付(いたづけ)遺跡や佐賀県唐津市の菜畑(なばたけ)遺跡などから、水田跡や農具などが発見され、水稲である温帯ジャポニカも縄文時代の終わりごろには日本に入ってきていたことが明らかになってきました。
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